ジャニーさんの誕生会になぜ出現?週刊誌記者が驚いた”謎の集団” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■悪質なファンを排除する「警護」部隊も

 凄腕の追いかけ技術を持つだけが、彼女らオリキの凄みではない。ジャニーズのプライベートを犯す悪質なファンの行動を抑制する、「警護」と呼ばれる熱狂的ファンもいるのだ。

「オリキといっても善玉もいれば悪玉もいる。その善玉の筆頭ともいえるのが、マナーの悪いファンからタレントを守る、警護と呼ばれる人たちです。追いかけをしつこく行う人をヤラカシと呼ぶのですが、警護がそれを駆逐することは、ヤラカシ狩りとも言われてます。僕が見たのはジャニーズJr.の人気ナンバー1とも言われている岩橋玄樹(19)がレッスン場から出てきた時のこと。岩橋の1メートル後ろを歩き、ボディーガードのように寄り添っていました。ジャニーズJr.だと移動は電車なのですが、同じ車両に乗ろうとする若い女性を止めて、次の電車に乗るように忠告したりもしますね。もちろんこれは、お金を貰ってやっている訳ではなく、あくまで無償のボランティアとのこと。いつも同じメンバーで365日、毎日のように現場に現れる謎の集団です」(前出・週刊誌記者)

 ジャニーズの運営がファンを注意して抑えるだけでは、収集がつかない側面は現実としてある。ファンがファンを管理し合い、統率を取っている──そこには独特のしきたりや文化がある。他では全く見ることがない光景だが、これも長く続くジャニーズの人気を支えている要因の一つと言えるかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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