大看板なければ用済みか?SMAP解散後のメンバーに”悲惨な末路”

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大看板なければ用済みか?SMAP解散後のメンバーに”悲惨な末路”
大看板なければ用済みか?SMAP解散後のメンバーに”悲惨な末路”

 SMAPの解散まであと2か月を切った。彼らの未来を占う上で実は参考になると言われているのが、同じジャニーズの先輩グループ「光GENJI」の存在である。光GENJIといえば1987年、ローラースケートをはいて颯爽とデビュー。『ガラスの十代』『パラダイス銀河』などヒット曲を連発した伝説のアイドルグループだ。

「彼らの解散の理由は不仲もありましたが、方向性の違いが大きかった。大沢樹生(47)はのちに、グループ脱退、事務所の退所について『このままここにいたら、自分が目指している方向性のものは永遠に出来ないかもしれないと思った』と語っています。とはいえ、解散後それができたとも思えないのですが……」(芸能ライター)

 さて、そんな光GENJIの元メンバーで今もジャニーズ事務所に残っているのはわずか2人しかいない。あとの5人は自らの意思で、あるいは事務所に解雇されている。

「1994年の解散時、まずは大沢が退所していきなり個人事務所を設立。その大沢の脱退意思を知り、佐藤寛之(46)も後を追うように退所しました。そして翌95年には一番人気だった諸星和己(46)も独立。山本淳一(44)は解散後も事務所でソロ活動をしていましたが、結局2002年に退所。また赤坂晃(43)は2007年、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、事務所を解雇されてしまいました。彼はこの2年後の2009年にも同じ罪で逮捕されています」(前出・ライター)

 赤坂は逮捕時、「以前からストレスを抱えていた」と供述。当時のスポーツ紙は光GENJIとして華やかなスポットライトを浴びたことがやはり忘れられないのではと書きたてていたが、いずれにせよ解散がそれぞれの人間の命運をわけたことは間違いない。

■ソロで人気維持する難しさは先輩グループが証明?

 だが気になるのは、事務所残留を決め、今もいる元メンバー2人の処遇だ。

「1人は当時リーダー的存在だった内海光司(48)です。そんな彼もいまやテレビドラマには10年以上出ておらず、2~3年に1度の舞台が中心。もう1人、事務所に残ったのが佐藤アツヒロ(43)。彼の仕事も舞台中心です。ジャニーズ事務所は忠誠を誓うタレントには厚遇でもてなすとされていますが、2人の現在を見る限りは、やはりグループという看板がないと事務所に居残ってもソロで人気を維持していくのは難しいでしょう」(ワイドショーデスク)

 もちろん、光GENJIとSMAPを一概に比べることは暴論だろう。SMAPの5人は個々のテレビ出演も順調で、需要は光GENJIよりははるかにある。だが、「SMAPでいるときの彼らが好き」というファンも多数いることもまた、事実。そもそも、SMAPの一員ということでテレビに起用されていた番組もある。その大看板を外した彼らは来年以降どうなっていくのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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