女優陣から総スカン?木村拓哉の新ドラマ&映画に”期待感ゼロ”のワケ
11月11日、木村拓哉(43)が2017年1月から放送されるドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)で竹内結子(36)と共演することが正式発表された。来年4月29日には映画『無限の住人』の公開も控えており、SMAP解散後にいきなり正念場を迎えそうだ。
■竹内結子と共演もキャスティングが大難航
「I女史の最後の置き土産」とも称されるTBSの新作ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』。主演をつとめる木村の相手が竹内だと発表された。木村と竹内の共演は、アイスホッケーを題材にしたドラマ『プライド』(フジテレビ系)以来13年ぶり。
木村は同作で、病院を舞台にアメリカ帰りの腕利き外科医・沖田一光に扮し、「愛しき人の命」「かけがえのない人生」をテーマとしたオリジナル脚本でヒューマンラブストーリーに挑むという。
竹内との13年ぶりの共演で話題にこそなれ、そこに至るまでの道は苦難の連続だった。一部メディアでは綾瀬はるか(31)や石原さとみ(29)、高畑充希(24)、長澤まさみ(29)、吉高由里子(28)などがことごとく出演拒否したと報道。数多の女優たちから総スカンをくらったあげく、竹内に落ちついたというのだ。
また『週刊新潮』(新潮社)が、江口洋介(48)が恋敵の院長役を断ったいきさつを報道。木村は男女問わぬ嫌われっぷりを見せ、キャスティングがようやく落ちついたという印象がぬぐえない。
そんな木村が不死身の剣士・万次を演じる映画『無限の住人』も、11月10日に特報を発表されている。公式サイトでは、顔に傷の入った木村が300人と斬り合うラストシーンの一部が公開されている。
「古木で荒廃した家屋。同じワーナー・ブラザースが制作した『るろうに剣心 京都大火編』のセットの雰囲気を彷彿させるものがあり、おや……と思ってしまう。そしてアクションも心配。剣心を演じた佐藤健(27)はブレイクダンスができるほどバツグンの運動神経を持っている。はたしてアラフォーの木村が佐藤を超えるアクションを見せられるのか。おまけに“爆死実写映画メーカー”といわれる三池崇史氏(56)が監督をつとめるのも気がかりです」(芸能関係者)
医者や不死身の剣士を演じて、新境地を開拓しようとしている木村。SMAP解散の負の影響をはねのける好演で、ファンの人気を取り戻せるのか。業界でも注目度が高まっている。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。