フジテレビ凋落がノンストップ?誤報連発でテレ東に嘲笑される”末期症状” (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 フジテレビの凋落ぶりは、”格下”のテレビ東京にもイジられている。4日深夜に放送されたドラマ『勇者ヨシヒコと導かれし七人』(テレビ東京系)の第5話では、各テレビ局をパロディーで擬人化したキャラクターが次々に登場した。フジテレビは最強を誇った神「シエクスン」(フジテレビの略称「CX」をもじっている)として登場するも、王冠を被って顔面蒼白の死に体の状態。放送を見た視聴者らがSNSで「最近は壊滅的だもんね」などと賛同の声をあげた。

「かつて視聴率3冠を達成した90年代には想像できなかったイジられ方。相次ぐドラマやバラエティの惨敗、ニュースでの誤報がテレビ局としての権威を失墜させています」(前出・記者)

 イメージ悪化による影響は、視聴率のみにとどまらない。

「懸念材料は今後の人材確保です。かつての加藤綾子(31)のようなキー局でバンバン内定を取りまくる優秀な人材がフジテレビを選ばなくなっているんです。以前は高給で知られた給与体系も大幅に改悪されるなど、同社に就職するメリットはほとんどない。就職情報サービスの人気企業アンケートでも順位を大きく下げています」(前同)

 かくいう加藤がフリー転身後、お得意の女子アナ攻勢は尻すぼみ。そしてバラエティもドラマも報道も低迷中。打開の糸口が見えないフジに明るい未来はあるのだろうか。「面白くなくてはテレビじゃない」と豪語したフジテレビの奮起に期待したい。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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