昭和すぎる大衆食堂のチャーハンはやっぱり懐かしい味がした / 北海道の甘太郎食堂 (1/4ページ)
チャーハン
550円
大衆食堂というのは、だいたいにおいてレトロな雰囲気が漂っているものだ。しかし、JR長万部駅から徒歩3分ほどのところにある「甘太郎食堂」(北海道山越郡長万部町長万部64)は、レトロというよりもザ・昭和。そこだけ、時が止まったかのような大衆食堂なのだ。
・すべてが懐かしい
潮風にはためくのれん、年季の入った看板。見た目からしてノスタルジックだが、店内も期待を裏切らない。何十年と客を迎えてきたのであろう空間に、簡素なパイプテーブルとパイプイスが並ぶ。壁には、ラーメンやそば、うどんなど、大衆食堂らしい “何でもアリ” なメニューがズラリ。
・食欲をそそる香り
その中から、今回はチャーハンを注文した。おそらくオイスターソースで味付けしているのであろう、茶色のチャーハンにネギとチャーシュー、かまぼこ、紅ショウガなどが入っており、さらに紅ショウガがトッピングされている。
ふわりと鼻をくすぐる香ばしさに食欲を刺激される。