10月26日に発売された、嵐のニューアルバム『Are You Happy?』の通常盤特典のキャンペーン内容が11月8日に発表され、ファンの間でブーイングの嵐となっている。

　同アルバムでは、DVDつきの初回特典盤と、通常盤の2種類の形態を展開。その発売当日、通常盤の方に、5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy？』を記念するキャンペーンの開催が発表され話題を呼んでいた。しかし、蓋を開けてみれば、キャンペーン内容は限定待受画像の配布だった。

　通常盤に特典がつくこと自体が異例のため、ファンは握手会の開催やバックステージツアーへの招待なのではないかなど、嬉しい妄想を膨らませていたようだが、予想を遥かに下回ったようで落胆したファンも少なくない。結局はジャニーズの商魂に過ぎなかったということだ。

　結果的にアルバムは、オリコン週間ランキングで初週は63.7万枚を売り上げて堂々のトップを獲得し、ジャニーズの思惑通りの売り上げとなった。以降も、ベスト3にランクインが続いていただけに、“通常盤特典”効果があらわれていたのは間違いないだろう。しかし、この“肩透かし”な特典が発表されてしまったからには、今後の売り上げ激減は確実だ。

　今回のアルバムについて、異例ともいえる“通常盤特典”まで謳ったジャニーズの背景には、売り上げを心配する声が内部であがっていたからだという。

「今回のアルバム発売直前、二宮和也（33）のソロ曲の歌詞の内容が、交際が報じられていた伊藤綾子アナウンサー（35）への未練を思わせると話題になりました。これが理由で、買い渋る二宮ファンが続出するのではと懸念されたため、今回急遽特典をつけたようです。そのため、取ってつけたような特典になったのでしょうね」（芸能関係者）

　純粋な嵐ファンは、ジャニーズの販売戦略にまたもはまったようだが、何度も同じ手が通用するとも思えない。このままファンを裏切り続ければ、売り上げはさらに苦戦することになるだろう。