サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「シュヴァルグランが混戦に断!」 (1/2ページ)

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サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「シュヴァルグランが混戦に断!」

 今週は東京で「ジャパンC」が行われる。今年は外国馬3頭が参戦予定で、迎え撃つ日本勢は、キタサンブラックを筆頭に豪華メンバーがそろった。05年以来のVを目指す外国馬か、それとも日本馬か。大注目の一戦だ。

 GIが続く中、秋競馬は今週で閉幕を迎えるが、その掉尾を飾るのはジャパンC。周知のとおり国際招待競走だが、05年にアルカセット(英国)が勝って以降、招待馬から勝ち馬は出ていない。

 原因はいくつかあろう。3週前に北米最高峰のブリーダーズCがあり、2週後には香港で香港カップを頂点とするビッグイベントが催される。その狭間にあっては、欧米の一線級がジャパンCに焦点を合わせることが少なくなるのは、やむをえまい。

 それに、賞金が3億円という高額であっても、日本馬の質が近年、欧米並みにアップしているだけに、うまみがないのである。以前はGI勝ちの肩書があれば、ジャパンC参戦後(またはその前に)種牡馬として日本での商談もよくまとまっていたもの。それが今は皆無に等しいのだ。これも日本馬の質が高くなったゆえだが、そのへん外国はドライと言わざるをえない。

 最終登録の段階で、その外国勢は3頭。そのうち昨年のJC6着のイラプトは体調を確認したうえでと、まだ出否は未定。近年、必ず3頭以上の外国馬が出走しているが、もしイキートスとナイトフラワーの2頭のみとなれば、06年以来のこと。このところ外国馬の参戦が少なくなっていることを思うと、ジャパンCの施行日を含め、その意義を再考する時期にきていることは確かだ。

 そうしたことを念頭に顔ぶれを見てみようか。日本勢はとにかく豪華だ。一昨年の菊花賞馬トーホウジャッカルがフルゲートの18頭枠に入れるかどうか微妙なのだからわかるだろう。

 GIを勝っている有力どころというと、キタサンブラック(菊花賞、天皇賞・春)、ゴールドアクター(有馬記念)、ディーマジェスティ(皐月賞)、リアルスティール(ドバイターフ)だが、それ以外の人気馬も力量的に劣らず、ハイレベルの混戦模様と言ってよさそうだ。

「サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「シュヴァルグランが混戦に断!」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 12/1号ナイトフラワーシュヴァルグラン水戸正晴競馬スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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