「浮気なんてありえない♡」仲良しカップルこそ知ってほしい”いきなりエイズ”って? (1/2ページ)
「エイズって昔の病気でしょ?」ちまたではこんな声も少なくありませんが、実はそれって大きな間違い。さて今回は「いきなりエイズ」のお話です。いまいち聞き慣れない言葉ですが、一体どういうモノなんでしょうか?
「いきなりエイズ」って何?HIV感染に気がつかないまま、エイズ発症してしまうことを「いきなりエイズ」と呼びます。
HIVに感染すると、まず初期症状が出ます。初期症状はインフルエンザの症状に似ていると言われ、高熱など目立った症状が出る期間。
これが終わると、次は無症状期に入ります。無症状期は個人差によって数年から10年ほど続きますが、そのあいだHIV感染による目立った症状はほぼ出ないと言われています。しかしカラダの内側では、免疫力がじわじわと下がり続けている状態。
この無症状期を過ぎると、ついにエイズ発症となります。
「いきなりエイズ」は増えている!そもそもHIV感染に気がつくことができなければ、エイズ発症を防ぐための対策なんて取れませんよね。そこで大切なのが、自分から検査を受けることなのです。検査を受けることは、万が一のHIV感染に気がつくための唯一の手段とも言えるでしょう。
はじめに触れたとおり、HIV感染者数とエイズ患者数は年々増えています。それと同時に「いきなりエイズ」の患者数も、もちろん増え続けているのだそう。
この30年間のうち、もっともいきなりエイズの報告数が多かったのは2013年。そう、本当につい最近のことなのです。
「いきなりエイズ」にならないために、できること3つ「お互いに浮気なんてありえない!」という仲良しカップルでも、これまでにほかの人とのセックスを経験しているかもしれません。その可能性がある限り、油断はできませんよね。
いきなりエイズにならないために、私たちができることはいくつかあります。
①早期発見まずHIVを他人ごとだと思わずに、検査を受けること。検査を受けるタイミングですが、あなたの心当たりや不安の残る出来事から、およそ3ヶ月後が推奨されています。