嵐・櫻井翔&木村拓哉が重圧に?中居正広がハマる”アルコール依存”
SMAP解散を控え、中居正広(44)の悩みが尽きないという。なんとか『NHK紅白歌合戦』出場にこぎつけたいジャニーズ事務所やNHKからの重圧、これに難渋するメンバー間の対立、そして解散後に立ちはだかるライバルの存在ーー。ここ最近、中居正広が頻繁に公言する「毎日、酒を朝方まで飲む」という生活習慣は、こうした精神的な重圧からの逃げ道となっているようだ。
SMAPの紅白出場を巡っては、11月24日の出場者発表には名前を連ねなかったものの、同日の会見でNHK側は「引き続きお願いしたい」とまだまだ諦めていない。
「ジャニーズ側も紅白を有終の美とするべく、リーダーの中居を説得。中居は当初は渋っていたものの、現在は出場に前向きのようです。ただ、解散反対派だった木村拓哉(44)と対立する香取慎吾(39)が強く難色を示しており、香取の説得役を任されているのが中居。それでも、”芸能界引退”までにおわせている香取に首を縦に振らせるのは至難の業。中居のストレスはピークを迎えているのでは」(スポーツ紙記者)
■競合タレントで強く意識するのは嵐・櫻井翔?
解散後の未来も、明るいことばかりではない。芸能関係者は「バラエティ番組の司会などで活躍する中居ですが、後輩たちがこの地位を脅かしています」と指摘する。
中居にとって脅威のライバルの筆頭格と目されるのが、嵐の櫻井翔(34)だ。
「バラエティ番組の司会だけでなく、ニュースキャスターも務める芸達者ぶりには業界内で絶大な信頼感を誇っています。櫻井をライバルとして意識していることを、実は中居は周囲に漏らしている。櫻井のそつのない立ち居振る舞いは安定感抜群。一度は独立に動いた中居を事務所が推すことは考えづらく、目下最大のライバルとなるでしょう」(前出・関係者)
また、長年の恩讐を超えて遂に袂を分かつこととなる木村との対比にも注目される。
「解散反対派だった木村への論功行賞は、新年早々の連ドラ起用などはっきり見て取れる。これに対し、解散派に回った中居をどこまでジャニーズが面倒を見るのか先行きは不透明です」(前同)
こうした観点から、独立の噂が絶えない中居。櫻井が下から突き上げ、ジャニーズ上層部は木村が座るとなれば、居心地は悪いだろう。当分、中居のアルコール依存は止まりそうにない。
- 文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
- ※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。