お箸のマナーは大人の常識!知っておきたい使い方のタブー8選 (2/3ページ)

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どうしても箸の汚れを取りたい場合は、正式には「懐紙」という紙を使って拭き取るのですが、普段の食事ではほとんど使いませんので、箸先だけを使うようにしたり、汁物をいただく時にこっそりと水分で汚れを落としたりすると良いでしょう。

4)迷い箸


迷い箸とは料理の上で箸を持ってふらふらと動かすことです。料理の上で惑うことから、「惑い箸」とも呼ばれます。日本料理は、一人分ずつ料理が小皿に盛られるのが基本です。たくさんの料理が目の前にならべられると「どの料理から食べようかな」と、悩んでしまうこともあるでしょう。しかし料理を作った側からすると「どれがおいしいのだろう?」と疑っているように見えてしまう場合もあります。また、テーブルの上で迷っている間、他の人が箸を出すことが出来ないので、大変迷惑です。見た目も良くありません。食べる順番に迷った時は、お茶を飲むなどして一度落ち着いて、頭の中で考えてから箸を出すようにしましょう。

5)指し箸

指し箸とは、持っている箸を相手に向けてしまうことです。人以外にも、箸で料理や道具を指す行為にも使います。食事中「それ取って!」と箸でものを指し示していたりしませんか?ついやってしまいがちな行為ですが、箸は食事を食べるためのものです。指された方も不快に感じます。大変行儀の悪い行為ですので、気をつけましょう。

6)刺し箸

先ほどと同じ名前ですが、こちらは料理を箸で突き刺して食べることを言います。豆やこんにゃくなど、小さいものやつるつるした食材に、箸を突き刺して口に運んでいませんか?もともと、箸は食べ物を「挟む」という使い方をするもの。それ以外の行為はマナー違反とされています。食べ物に箸を突き刺すのは見た目に良くありません。また、うまく刺さらずに料理が飛び跳ねてしまうこともあります。そのほか、お箸で料理を刺すのは火の通り具合を疑って確認しているように見えることから、料理人に失礼な行為といわれています。どうしても食べづらい料理は、少量ずつゆっくり箸でつまんで食べるようにしましょう。

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