【プロ野球】細川亨無きソフトバンクの正捕手争い。名乗りを挙げるのは7年目の斐紹&拓也だ! (1/2ページ)
細川亨の楽天への移籍が決まり(もともとコーチ就任を打診したものの、細川が現役にこだわり、それを拒否)、未来の捕手の指導者も失ってしまったソフトバンク。
正捕手争いは、過去の実績からすると鶴岡慎也(15年56試合、16年103試合)と高谷裕亮(15年93試合、16年37試合)がリードしているが、2人とも来季は36歳となるシーズンを迎える。王者として長期政権を続けていくためには、課題と言われ続けている捕手陣の若返りは最優先事項だろう。そこで注目したいのは2010年のドラフト指名された斐紹と拓也の24歳コンビだ。
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■ドラフト1位も伸び悩む斐紹
斐紹は習志野高からドラフト1位でソフトバンクに入団。1年目から1軍登録され、将来の正捕手として嘱望されるも6年間で1軍出場数は36試合。
毎年、シーズン前は期待されるが、気づいたら結局2軍が主戦場となり、今季は2軍で69試合に出場した。
ただ今季も首脳陣の期待は高く、開幕から攝津正、和田毅が先発のときはバッテリーを組むなど、実戦の場での育成が試みられた。だが、なかなか結果が出ず5月12日に1軍登録を抹消。その後、1軍での出場機会はなかった。