【プロ野球】巨人入りを決めた山口俊と森福允彦が揃って記者会見! 投手陣の底上げなるか!? (1/2ページ)
■実績のある先発と中継ぎが加入
FA宣言し、巨人入りを決めた山口俊と森福允彦が、5日、都内のホテルで揃って入団会見を行った。
山口は会見で「先発でマウンドに上がる以上、1試合でも多く完投、貯金ができるように精一杯頑張っていきます」と決意を表明。
森福も「巨人軍の森福允彦として、これから成長と挑戦をしっかりやっていこうと思います」と思いを語った。
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■スタミナは抜群の山口俊
山口は、かつてクローザーを経験していたことからリリーフに回る可能性を指摘する報道もあったが、会見で話したように先発での起用となりそう。
今季は先発として11勝を挙げ、そのうち5試合が完投。さらに、登板した19試合のうち、17試合で100球以上投げている。残る2試合も90球以上で、勝っても負けてもある程度のイニングは任せられるため、ベンチとしては試合を組み立てやすい。来季もこの調子を維持したいところだ。
打線の援護という点で考えれば、古巣のDeNAよりは、巨人のほうが得点能力はやや落ちるが(今年のチーム総得点はDeNAが588得点、巨人が543得点)、元楽天のマギーの加入と、日本ハムからFA宣言している陽岱鋼の獲得も視野に入っていることから、昨年よりは改善する可能性がある。先発投手陣が勝ち星を伸ばせる環境は整いつつある。
巨人の先発ローテーション候補は、菅野智之、田口麗斗を軸に、内海哲也、マイコラス、大竹寛といったところ。チーム最多勝が田口の10勝で、山口の11勝を下回ったのが現状だ。ここに加わる山口への期待は大きい。