なぜ突然の海外逃亡?成宮寛貴が”引退宣言直前”に不審行動

デイリーニュースオンライン

写真は「成宮寛貴10周年記念メモリアル本」より
写真は「成宮寛貴10周年記念メモリアル本」より

 成宮寛貴(34)がコカイン使用疑惑が報じられた一週間後、突如として芸能界引退を発表した。当初、疑惑を報じた写真週刊誌『フライデー』(講談社)への批判も強かったが、もはや業界内でも、成宮寛貴に対する不信感が広まっている。

 12月2日発売の『フライデー』がコカイン使用疑惑を写真付きでスクープした際、成宮サイドは「事実無根」と完全否定し、法的措置に踏み切る姿勢も見せていた。しかし、翌週発売の同誌が続報として、成宮と思われる男性がコカインを要求する肉声データの内容を報じると、成宮は同日午後に所属事務所を通じて引退を発表した。

 マスコミに送られたFAXには、「このまま間違った情報が拡がり続けることに言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです」などと心境を綴られており、最後は関係者やファンに向けて「本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました」と結んでいる。芸能関係者が語る。

「当初こそ『フライデー』が成宮を引退に追い込んだ、といった構図が取り沙汰され、悪者のような扱いになっていました。しかしこの急展開に加えて、10日付のスポーツ紙が成宮が東南アジア入りしたことを伝えているように、すでに日本にはいないという見方が強まっている。いまや一般人でさえ、“雲隠れ”や“高飛び”、”海外逃亡”と感じているのでは」

 また、成宮の突然の出国で騒然としているのは、メディア関係者だけではなかった。

■ドラマ撮影を理由に”任意の事情聴取”を拒否?

 警視庁担当記者が語る。

「『フライデー』の報道を受けて、警視庁でも薬物事件を扱う組織犯罪対策部(組対5課)が捜査を進めていました。しかし当初、成宮サイドは出演予定だったドラマ『就活家族~きっと、うまくいく~』(テレビ朝日系)の撮影を理由に、任意の事情聴取を断っていたようです。それなのに、引退宣言時にはすでに海外にいたということから、警察からすれば『逃げられた』としか思えない不審な行動です。今後しばらくは、日本国内に成宮の居場所はなくなったと言っても過言ではないでしょう」

 引退宣言直前の不審な行動で周囲の心象が悪くなった面は否めないだろう。今は混乱しているのかもしれないが、いずれは成宮が身の潔白を証明してくれることを願わずにはいられない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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