【プロ野球】平成の怪物・松坂大輔復活祈願! タイトルを獲得した歴代のベテランたちを振り返る (1/3ページ)
最近のプロ野球の関心事に「松坂大輔(ソフトバンク)の復活」がある。
当の本人もこのオフはプエルトリコのウインターリーグに参加するなど、精力的に活動。来季にかける思いが伝わってくる。
特に今季は、パ・リーグでは松坂と同学年の和田毅(ソフトバンク)が最多勝、35歳の糸井嘉男(オリックス)が盗塁王のタイトルを獲得し、セ・リーグでは39歳の新井貴浩(広島)がリーグMVPを受賞するなど追い風が吹いたので、なんとか松坂にもこの流れに乗ってほしいところだ。
松坂は現在36歳。そこで今回は、松坂がプロ入りした1999年以降に35歳以上で投打の主だったタイトルを獲得した選手をクローズアップ。
(※年齢はタイトル獲得年の満年齢)
※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!
■プロ入り18年目でも元気いっぱい
工藤公康(福岡ダイエーホークス)
1999年に36歳で最優秀防御率を獲得(防御率2.38)
FAでダイエーに移籍して5年目(プロ18年目)の1999年に初の最優秀防御率を獲得。前年の故障離脱というアクシデントから、見事に復活。タイトルをつかんだ。
工藤の活躍もあり、この年のダイエーは初のリーグ優勝、日本一を達成。そして、シーズンオフに工藤は大きな置き土産を残して、FAで巨人へと旅立った。