疲労困憊が原因?ノンスタイル井上の”当て逃げ”を招いた心の隙

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「マイナスからの恋愛革命 - スーパー・ポジティヴ・シンキング Chapter of Love 」より
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 高い確率で検挙されるという当て逃げ事故。今回は死亡事故につながらなかったことがせめてもの救いと言えるだろうか。12月11日深夜にタクシーと接触事故を起こしたNON STYLEのツッコミ担当・井上裕介(36)が芸能活動を全面的に自粛することが明らかになった。その背景を見ると、人気の高さが災いした節も伺える。

■疲労困憊が原因?謹慎で仕事全てキャンセル

 ナルシスト&イケメンキャラで人気を博していた井上。テレビを中心に安定した活躍を見せていた人気芸人が起こしたまさかの事件だった。

 今回の当て逃げによって井上は、レギュラーを含め、出演が決定していた30本以上に及ぶテレビの仕事を全てキャンセル。一方で吉本は、井上の事実上の謹慎処分に関して「被害者や警察への対応を最優先させるため」と説明している。相方の石田明(36)も各所で対応に追われている。

 井上に対し、ファンからは「逃げたのは絶対よくない」「一般社会なら解雇される」「酒飲んでたんだろうね」などと厳しい声が飛んでいる。

「とにかくもったいないの一言。井上さんは頭の回転が早く、コメントも的確。各所でひっぱりダコで寝る間もない忙しさだっただけに急転直下の不運。ただ『世間に知られたら大変なことになると思った』と警察へ供述した内容からもやや気が動転している様子が感じられます。当て逃げしてしまったことも含め、正常な判断ができないほど疲労困憊していたのかもしれません。飲酒していたならなおさらですが、魔が差したとしか理解できない行動です」(報道関係者)

 突然の自粛で芸能界もてんてこ舞いだ。12日には、月曜日レギュラーをつとめていたバラエティ番組『ひるキュン!』(TOKYO MX)の出演を急遽キャンセル。木曜日レギュラーの俳優・蟹江一平(40)が井上の代わりに出演した。各局とも井上の枠を埋めるべく奔走することになりそうだ。

 井上自体の処遇はどうなるのか。今回の当て逃げが刑事事件に発展するのかどうか、そして自粛期間も未知数だ。一部報道では3月までの謹慎と見られているが「短すぎる」という意見が少なくない。

「現時点で判断するのが難しいですが、少なく見積もっても半年、1年以上はテレビから消えるのでは。復帰後数ヶ月はひたすら謝り倒すしかありませんね」(報道関係者)

 テレビ特番が多くなり、芸人にとってより一層忙しくなる年末年始。井上はそんな喧騒とは対極の日々を送ることになりそうだ。人に傷を負わせた代償としては軽いのか、重いのか。これから世間の審議を受けることになりそうだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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