ASKAの入院仲間「作家・石丸元章」が薬物事件をメッタ切り!(2)ドラッグの前では誰もが平等 (1/2ページ)

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ASKAの入院仲間「作家・石丸元章」が薬物事件をメッタ切り!(2)ドラッグの前では誰もが平等

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 入院仲間の逮捕はASKAで終わらなかった。12月9日には、酒井法子の元夫で、同じく“入院仲間”だった高相祐一容疑者(48)が危険ドラッグの所持に続き、使用の疑いで再逮捕されたのだ。

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 高相さんは、ある意味“異色”でした。というのも、入院患者にとって、社会復帰は大きな関心事。以前いた会社に戻れるだろうか、就職できるだろうか、という切実な悩みを抱いているわけです。そういう環境でも、高相さんは「一生遊んで暮らしたい」と漏らして、周囲の反感を買っていましたから。ただ、遊びといっても酒もあまり飲まないし、何をしたらいいのかわからなくなっていたのかもしれません。1年くらい前には電話で「今はサーフィンを頑張っている」と話していたんですけどね。「覚醒剤じゃないから」と軽く考えていたかもしれませんが、これまでの努力をフイにしてしまったのは残念です。

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 6月に覚醒剤所持で逮捕された元俳優の高知東生(51)は、浮気相手の存在まで明るみに出て、人生のパートナーだった女優の高島礼子(52)を離婚という形で失った。

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 仕事や家、そして家族と、失ったものが大きければ大きいほど、ドラッグを断ち切る心も強くなると信じたいですね。

 そういう点では、ASKAさんにはまだ家もあるし、支えてくれる家族がいたから、ああいう結果になってしまったのかもしれません。

 芸能人は、人気という実体がつかめないものを相手に商売をしている。だからいつも不安でしかたないんです。人気が落ちて、仕事は減ったけど、金も時間も腐るほどある。そんな時に、ドラッグがもたらす高揚感が、心の隙間にピタッとハマるわけです。売る側にしても、金払いがいい芸能人は上客。一般人と比べたら、多少は手に入りやすくなることも、ドラッグに走る芸能人があとを絶たない要因ではないでしょうか。

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 こう話す石丸氏は、96年にみずからのドラッグ体験をもとに執筆したノンフィクション「スピード」(文春文庫)を上梓し、ベストセラー作家に。覚醒剤事件で容疑者となったのは、その前年のことだった。

「ASKAの入院仲間「作家・石丸元章」が薬物事件をメッタ切り!(2)ドラッグの前では誰もが平等」のページです。デイリーニュースオンラインは、石丸元章週刊アサヒ芸能 2016年 12/22号高樹沙耶作家ASKAエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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