まるで人間の冬虫夏草……生命の息吹に溢れるフィギュアが斬新すぎる! (1/2ページ)

まいじつ

(C)Garret Kane
(C)Garret Kane

うーむ…これはすごい…。

思わずそう言いたくなるほど奇抜で、ある意味では不気味なのだが、じっと見ていると作品全体から、とても力強い”生命の息吹”を感じ取ることができる。

この作品はアメリカ・ニューヨークのブルックリンを拠点に活動している、ギャレット・ケイン氏が作ったもので、木の枝や葉、天然の水晶、花びらなどを自在に組み合わせ、プラスチックや粘土で作った人体に、あたかも寄生するような形で”生命の四季”が見事に表現されている。

そしてこの形…、どこかで見たことがあると思ったら、虫の幼虫の体を宿主にして成長する、世にも珍しいキノコの一種、中国原産の『冬虫夏草』にソックリなのだ。

冬虫夏草といえば、現在でも高級食材として、かなりの高値で取引されているといわれている。

また中国では古来より“長寿の象徴”として珍重されていることから、まさにこの作品のコンセプトにも、ピッタリとあてはまる気がするのではないか。

寄生されているのではなく吸収している?

例えば秋を表現した作品をよくよく見れば、人に巻きついた葉が“枯れている”ではないか。これは何を意味するのだろうか?

これは人間が草木に寄生されているのではなく、逆に天然の草花からエネルギーを吸収し“強大な生命力が得られたところ”を表している気がする。

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