フォルクスワーゲン・ゴルフはなぜ世界中で人気なのか? その理由を分析してみた (1/4ページ)

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フォルクスワーゲン・ゴルフはなぜ世界中で人気なのか? その理由を分析してみた
フォルクスワーゲン・ゴルフはなぜ世界中で人気なのか? その理由を分析してみた

photo by 公式サイト

どこに行っても当たり前に見かける車、フォルクスワーゲン・ゴルフ。

日本に限らず、世界のあらゆる国で見かけますね。一言で言えば、大衆車とか実用車と言われる車です。平凡な車ですが、世界の各メーカーはゴルフを研究しているという話も聞こえてきます。この車、何故そんなにも受け入れられているのでしょうか。筆者の所有経験も踏まえて、その理由の一部でも垣間見えると、平凡な印象が、チョットだけ好印象に変わるかもしれません。

■登場時はビートルの後を継ぐ大衆車だったゴルフphoto by Sven Storbeck(CC 表示-継承 3.0)

近年のフォルクスワーゲン・ゴルフは250万円から550万円という、非常に幅広いラインナップを揃える車に成長しましたが、元を辿れば大衆車です。

初代モデルは1974年にデビューしました。フォルクスワーゲンには元々ビートルという世界的大衆車がありましたが、次世代の大衆車の必要性から開発されたのがゴルフです。

開発の初期はビートル同様にポルシェに依頼しましたが、独自開発する事となりました。

そうして1974年に登場したのが初代ゴルフです。スタイリングデザインは、後に数々の名車デザインを手がけたジョルジェット・ジウジアーロのもので、コンパクトでシンプル且つ室内/荷室空間を可能な限り広く取れる、ハッチバックスタイルです。

ボディサイズは、全長3,725 mm全幅1,610 mm全高1,410 mmと、日本の道路事情でも取り回しに優れるもので、エンジンは1,500ccSOHCから後期には1,800ccまでラインナップされました。1980年にはカブリオも登場し、実用モデルから遊び心を持たせたモデルまで、幅広いラインナップを誇る車に成長しました。実用車をベースとした単一車種で、こうしたバリエーション展開がされたという事からも、一般ユーザーに歓迎された車である事が伺えると思います。

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