【プロ野球】《監督のコスパを探る》1勝あたりのお値段を算出。2016年の「お買い得な監督」は誰だった? (1/3ページ)

デイリーニュースオンライン

2016年の「お買い得な監督」は誰だった?
2016年の「お買い得な監督」は誰だった?

 打率や防御率に加え、近年、重要視されているOPSなどのセイバーメトリクスと、様々なスタッツで能力を測れる選手たちに比べ、実力を掴みにくいのが監督。

 監督の評価については、大きく言えば「どれだけ白星を重ねられるか」「チームを優勝に導けるか」ということになるだろう。

 しかし、チームによって戦力事情が違う状況で、「優勝しないからダメ監督」とバッサリ切ってしまうのもナンセンスに思える。

 そこで今回は、監督の目に見える評価数値である「年俸」に着目。2016年の年俸を元に「1勝あたりいくらかかったのか」という1勝あたりの値段を算出することで、監督の能力を検証してみたい。

※谷繁元信中日監督はシーズン途中に休養したため今回は割愛、年俸は推定金額、1勝あたりの値段は四捨五入

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■断然のコストパフォーマンスを発揮した監督

栗山英樹監督(日本ハム)
年俸:7000万円
87勝
1勝あたり80万4598円

緒方孝市監督(広島)
年俸:7000万円
89勝
1勝あたり78万6517円

 チームのお財布に優しい2016年の「最強コスパ監督」は、日本シリーズで対決した栗山監督(日本ハム)と緒方監督(広島)。

 両監督とも、限られた戦力をやりくりしながら90勝近い白星を稼いでくれるのだから、球団としてはありがたい存在に違いない。

 結果を出したことで来季の年俸アップは必至だが、来季も今季同等の結果を望むなら、たとえ1億円払っても惜しくないと思わせてくれる(栗山監督の場合で、今季の勝ち星で換算すると1勝あたり約114万円になる)。

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