圧倒的な存在感!チェコ世界遺産の街クトナー・ホラの象徴「聖バルバラ教会」 (1/3ページ)

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圧倒的な存在感!チェコ世界遺産の街クトナー・ホラの象徴「聖バルバラ教会」

チェコの首都プラハから東へおよそ65キロ、中部ボヘミアにクトナー・ホラの街はあります。

現在はのどかな風情を見せる小都市ですが、かつてはプラハに次ぐほどの繁栄を誇った中世ヨーロッパの主要都市。13世紀後半に銀鉱脈が発見されたのを機に発展、14世紀には王立造幣局が創設され、「ボヘミア王国の財宝庫」と呼ばれるほどの栄華を極めました。

しかし16世紀以降、銀の枯渇とともに街は衰退。往時の華やかさを失っても、かつての繁栄を物語る遺産が点在する街並みは、世界遺産に登録されています。

世界遺産の街クトナー・ホラを代表する建造物が、小高い丘の上に建つ聖バルバラ教会。後期ゴシック建築を代表する建造物のひとつで、眼前に迫るその大きさは圧巻。

「フライングバットレス」と呼ばれるアーチ構造が特徴的で、精巧な装飾が施された無数の尖塔に目を奪われます。

正面から見たときと裏から見たときとでは、まったく違う建物に見えるほど変化に富んだ表情も見どころ。不思議な魅力をもつ外観に、思わず引き込まれます。

教会の名の由来になった「聖バルバラ」は鉱員の守護聖人。教会の建設費用は、カトリック教会ではなく、市民の寄付によって賄われました。まさに鉱員による鉱員のための教会。

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