数多くの不倫をすっぱ抜いてきた“文春砲”。2016年最後のターゲットとなったのが、安田美沙子（34）の夫だった。「『ゲス不倫』撮った」とのタイトルが躍った12月28日発売の『週刊文春』（文藝春秋）で、安田美沙子の夫が歌舞伎町のホテルから北川景子（30）似の一般女性と出てくる写真を掲載。この報道を受けて安田美沙子は、事務所を通じて「私たちのことでお騒がせして申し訳ありません」とコメントし、子供のこともあり、夫の反省を受けて今回は許すとし「またゼロから、夫婦の形を作って行きたい」と語っている。安田美沙子のインスタグラムには、今でもファンからの応援メッセージが相次いでいる状況だ。

　そんな安田の夫の不倫騒動に、世間では小倉優子（33）とあまりに境遇が似ていると話題になっているようだ。11月に第二子を出産した小倉だが、その妊娠中の8月に美容師である夫の不倫が同じく『週刊文春』で報じられ、一時は別居状態に。出産の前後こそ落ち着いていたものの、今でも離婚説が絶えない状態だ。同じグラビアアイドル出身の2人が、妊娠中に夫の不倫が明るみに出たという背景からも、同じような道をたどるのではと囁かれている。

「タイミングがあまりに近すぎたこともあり、グラドルの旦那は不倫しやすいという、偏見ともいえる疑念が浮上しているようです。しかし、いずれの夫もイケメンということもあって結婚していてもモテるのは当然。一部では、適齢期になって結婚を焦り“ゲス男”と知らずに結婚したからではと、安田と小倉の男を見る目を疑う声もあがっています」（芸能記者）

　2人はそんな夫の過ちも一度は許し、ひとまずはこのまま家庭を続けていくということだが、子育てが落ち着けばいつまた離婚熱が再燃するか分からない。小倉が離婚すれば、今度は安田が……と、本当に同じ道をたどる可能性は大いにあるだろう。

■グラドル結婚ブームの次は離婚ブームの到来？

　しかしそれよりももっと早く、離婚が成立しそうなグラビアアイドルがいるのを忘れてはならない。騎手・三浦皇成（27）と結婚した、ほしのあき（39）だ。12歳差婚が話題となったものの、2012年に三浦の合コンでのキス画像が流出したことや、ほしのあきのペニオク騒動もあって、不仲説が浮上。さらには昨年8月にも、再三となる三浦の不倫疑惑が報じられ、いよいよ離婚まで秒読みかと噂されている。

「グラドルの結婚・出産ブームの先駆けともいえたほしのあきですが、現在はすっかり夫婦仲が冷え切っているとも言われています。今では慰謝料などの調整を行っている段階だと報じるメディアもあり、ほしのあきが今度はグラドルの不倫・離婚ブームの先駆けになってしまうかもしれません」（前出・芸能記者）

　一人が離婚に踏み切れば、次から次へ離婚する可能性を秘めたグラドル界。現役の若いグラビアアイドルは、こうした先輩方の失敗を教訓にしながら、まずは男を見る目を磨いた方がいいのかもしれない。

文・安藤美琴（あんどう・みこと）

※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』（セブン＆アイ出版）、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。