中居正広が番組中にした「心ない発言」に怒りを隠せない人々

まいじつ

中居正広が番組中にした「心ない発言」に怒りを隠せない人々

年末の12月28日に放送されたバラエティー番組『ナカイの窓』(日本テレビ)は“関東6県ガチンコ対決SP”と題し、司会の中居正広を除く6名の出演者が“地元”をプレゼンするという内容だった。横浜DeNAベイスターズ一筋だった元プロ野球選手の三浦大輔(43)は神奈川県を絶賛し、『南海キャンディーズ』の山里亮太(39)が千葉県を大いに語るなどして、関東6県の魅力をそれぞれが存分に披露していた。

放送中盤に、群馬県代表のJOY(31)が、世界遺産に登録された『富岡製紙場』を行きたい場所として紹介したとき、“事件”が起きた。中居は「一生行かないと思う」と言い切り、観光に力を入れている群馬の関係者の怒りを買ったのだ。

「群馬だけではないです。ゲストの武井壮がボードを使って茨城県と栃木県の場所の説明をしているとき、中居が『どこでもいいよ』と興味がなさそうにしていたのを見て、さすがに怒りを覚えました。馬鹿にするのもいいかげんにしろと」(栃木県の観光業者)

この中居の「一生行かない」発言を放送倫理検証委員会(BPO)の審議メンバー数名が問題としているという。

「この発言がどういう真意でなされたかは知りませんが、年間の外国人観光客が年間2千万名を超え、これからも増やそうという矢先に、こうした風潮に水を差すという点で、審査員数人が重く考えていると聞いています」(放送作家)

他の群馬の観光業者はどう感じているのだろうか。

「それは頭にきます。少しでも多くの観光客の方々に来てほしいのに、あんなことを言われては群馬のイメージが悪くなります。中居さんには群馬の名所を回って、よさを分かっていただきたいです」(高崎の旅行代理店スタッフ)

富岡製糸場は1872年(明治5年)に開業した繰糸所であり、いまも重厚な雰囲気が歴史的な建造物だ。日本の絹産業の技術革新と交流などにも大きく貢献した工場で、その建物は雰囲気があり、外国人観光客にも人気がある。

「番組を見ましたが、制作したテレビ局は観光地同士が激しく外国人観光客を取り合っているという、観光業界事情を知らなかったのでしょう。そうでなければ、あんな無知蒙昧なやりとりにはならないはずです」(旅行ライター)

BPOに審議入りしようがしまいが、中居が群馬入りしたときの県民の目は、相当に厳しくなりそうだ。

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