懲戒解雇のジャニーズ社員が要求していたリベートの実態 (1/2ページ)

まいじつ

graphicalicious / PIXTA(ピクスタ)
graphicalicious / PIXTA(ピクスタ)

『SMAP』の解散に関する話題がまだ冷めない年明け早々、ジャニーズ事務所の社員が不正行為で昨秋に解雇されていたとの報道があり、芸能界で波紋を呼んでいる。

「この解雇された社員は50歳前後で、関連業社や関連スタッフからのキックバックで、常に財布の中は潤っていたそうです。さらに、この社員の『いい女の子紹介してよ』という露骨な要求には、本当に辟易していたという人は多いようです」(芸能関係者)

この社員は、仕事を発注する際にキックバックのみならず、女性との出会いも要求していたというのだ。

「銀座の高級クラブに連れて行っても飽き足らず、一流会社の秘書や、航空会社のキャビンアテンダントなども紹介したことがあるという業界関係者が嘆いていました。『どれだけ利権を利用してむさぼるのか』と」(同・関係者)

ある出版社のスタッフも「ジャニーズのタレントを誌面に出したくて、何度か接待したが、なしのつぶてだった。無駄な金を使った」と怒りを露わにしている。

確かに1980年代には、ジャニーズのタレントを雑誌に出したい場合はマネジャーを女漬けにせよ、という“都市伝説”が独り歩きしていた時期がある。このことについては、ジャニーズ専門のライターが一笑する。

「そんなばかな話と最も縁遠いのがジャニーズ事務所です。潔白な身の上にしておかないと、すぐさま解雇されるのがこの芸能事務所の規律正しいところでしょう。ジャニー喜多川社長は、そうした芸能界の利権をむさぼる連中が大嫌いなのです」

芸能事務所には、自らが実力があると勘違いして、偉そうな態度を取る人間が多い。だが、そういった人物たちは確実につぶされてきた。

「大きい態度を取ると、例えばテレビのキャスティングプロデューサーの耳に入れば、すぐに“ブラックリスト”として芸能界中を情報が駆け巡ります。

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