大事な場面で腹痛が…突然下痢を起こさない方法を医師に聞いてみた (3/4ページ)

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突然の下痢に対する病院での治療
問診などで過敏性腸症候群が疑われる場合、まずは、下痢を起こしやすい他の病気がないことを確認します。

検査で明らかな異常が無く、過敏性腸症候群と診断された場合は、食事療法、運動療法、心理精神療法、薬物療法が行われます。

処方される薬の例
・消化管運動を調節する薬
・腸のセロトニンに働く薬
・下痢止め
・抗うつ剤
・抗不安薬
・偽薬
・漢方薬
・抗アレルギー薬 突然下痢を引き起こさない改善方法
正しい食事や生活
過敏性腸症候群の改善の鍵はうつ病や心疾患の治療と同じく、腸内環境の改善が必要で、正しい食事に適切な睡眠や運動にストレス管理が必要となります。

適切な食事と生活は腸内環境を改善してくれますし、特に運動は過敏性腸症候群に有効とされています。

脂質が多い食事や刺激物を控える
過敏性腸症候群はコーヒー、アルコール、炭水化物や脂質が多い食事、香辛料などで、症状が悪化しやすい場合がありますので、控えることによって腸内環境を整えることが出来る場合があります。

一般的には良いと言われているオリゴ糖や発酵食品も、過敏性腸症候群の場合は逆効果なことがあるので、自己流に陥らず、食事療法に詳しい専門医に相談した方が良いでしょう。


その他、適切なプロバイオティクス、水溶性繊維も、腸内環境を改善し、過敏性腸症候群に有効と考えられています。
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