関ジャニ・横山裕が衝撃告白「(弟は)オカンが死んで2年記憶を失った」

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Photo by Adrian Fallace Design & Photography
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 ジャニーズのアイドルといえども、やっぱり一人の男。思わずポロリと漏らした発言から、彼らの素の顔が見えるかも!?

「(弟は)オカンが生きてたころの記憶しかなかったんですよ」

 1月27日放送の『A-Studio』(TBS系)に関ジャニ∞・横山裕(35)がゲスト出演した。ここ最近、主演映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』の宣伝でテレビ出演が増えていた横山。『A-Studio』では、以前から親交のある笑福亭鶴瓶が司会のためか、横山の家族の話題にまで質問が及び、他番組で見せる横山とはまったく異なる顔を見せることとなった。鶴瓶から母親のことを聞かれた横山は、「テレビで話すの初めてですけど」と躊躇しながらも、2010年自身のソロツアー中に急逝した母親について語り出した。

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 横山の母親が亡くなったのは、青森公演でのこと。「お客さんにバラしたら絶対にアカンと思ったんで、言わなかったんです。来ていただいてるお客さんには関係ないことですし……」と、当初は元気にステージをこなしていたが、母親が握ってくれたおにぎりのことを思って作詞した「オニギシ」を歌う際には感極まり、客席に背を向けてしまった。その後も歌い続けはしたものの、横山のただならぬ変化に気づいた客席のファンは理由がわからずにザワついたそう。母親については「最後、僕がソロコンサートで、大阪城ホールでの姿を(母親に)見せれてるんですよ。それがやっぱり良かったですね」と、語る。

 家族の話はさらに続く。鶴瓶は、事前に横山の弟のもとを訪れて取材もしたようで、取材時の写真に弟の体の一部が写っていることに気づいた横山の目からは涙があふれだす。横山によると、母親が亡くなった際、一番気丈に振る舞っていた6歳下の弟が、その後に入院。母親が亡くなったショックからか、弟は記憶を失ってしまったのだという。それから弟との旅行を重ねていくうちに記憶が戻ったが、「(弟は)2年間くらいの記憶がなかった。オカンが生きてたころの記憶しかなかったんですよ。ドラマみたいな話ですけど」と明らかにすると、鶴瓶は「お前、えらい苦労してんねんな」という言葉でねぎらった。その弟もすでに結婚、もう一人の8歳違いの弟も税理士として去年自立したことで、横山は「ホッとしてるんですよね」と胸をなでおろしていた。

 ジャニーズ入所後、高校に行かずに建設会社に就職していた横山は、ニッカポッカ姿で会社から直接集合場所に合流していたことも明言。これまでも複雑な家庭に育った苦労話を明かしてきた横山だったが、母の死後は、関ジャニ∞の一員として活躍しながらも、父親・母親代わりを務めながら弟たちを支え続けるという役割もあった。そんな彼にとって“ドラマみたい”な日々は、本当につらく、長かったに違いない。

 鶴瓶は番組の最後に「お母さんは“次はヨコが自分のことを考えてほしい”と上で思ってはると思う」と語りかけていた。近年は、俳優としてドラマや舞台、映画に出演し、独特の存在感を放っている横山。どこか儚げで悲しみをたたえた彼は、さらに役者として求められそうだ。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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