タレントの紗栄子（30）の交際相手でファッション通販サイト『ZOZOTOWN』の運営会社「スタートトゥデイ」の前澤友作社長（41）が、思わぬ災難に見舞われた。昨年12月、千葉市内の幕張メッセ周辺で、世界に1台しかない時価3億円のイタリアのスーパーカー「パガーニゾンダ」に乗車した際、衝突事故を起こしたのだ。

　この事故は目撃した人物がツイッターでつぶやいたことから拡散。ネット上には、紫色の車体が前部を中心に修復不可能なほど大破した画像が出回った。しかも、衝突した相手も時価5000万円の「マイバッハ」だけに、「3億5000万円の大事故」と盛り上がった。

「前澤社長は総資産2000億円とも言われています。前沢社長は自身のツイッターでこの件には触れておらず、この程度の損失は痛くもかゆくもないのかもしれません」（週刊誌記者）

　ニュースを報じた『週刊新潮』（新潮社）の記事では、前澤社長は車が趣味で他にも複数の高級車を所有していることが紹介されている。

■度が過ぎる金満アピールが不興

　日本有数の資産家として知られる前澤社長だが、紗栄子との交際を隠すそぶりはない。

「ペアルックを披露したり、熊本震災には一緒に寄付をしたりと仲睦まじい様子を計算して発信しているフシがある。会社のイベントに紗栄子をゲスト参加させ、自社の社員とも交流を持たせています。『紗栄子はそんなに金持ちが好きなのか』との批判をよく耳にしますが、リリースしたファッション系アプリ『WEAR』の宣伝を紗栄子がインスタで頻繁にするように、女性に絶大な影響力を持つ紗栄子を広告塔にしている感もある。“上手”なのは前澤社長のほうでは」（前出・週刊誌記者）

　しかしながら、紗栄子といえば、女から嫌われる女性タレントの常連でもある。昨年の誕生日パーティーには1000万円を投じたと言われ、インスタを通じた金満アピールには不興を買ったこともあった。

「『ZOZOTOWN』の利用者は女性客が多く、紗栄子のセレブ自慢も飽きられてくれば、客離れの要素となるはず。2人の蜜月がいつまで続くかは、見物です」（前同）

　恋愛だけでなく、ビジネスにおいても二人三脚で歩む2人。その行く末や、いかに。

文・鈴木雄二（すずき・ゆうじ）

※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」（宝島社刊・共著）がある。