縦列駐車・事故回避もお任せ!テスラの自動運転はやはりスゴかった (1/3ページ)
先進的な電気自動車の開発で、私たちをワクワクさせてくれるテスラ(2017年2月1日より社名をテスラモーターズから変更)。中でも、近未来と呼ぶにふさわしい自動運転技術には多くの人が関心を寄せています。
ここでは、テスラの自動運転車に搭載された驚くべき動画をご紹介します。
■ハンドル操作なしでスイスイ…テスラの完全自動運転車まずご覧いただきたいのは、2016年11月18日に公開されたこちらの動画。完全自動運転のデモンストレーションの様子です。
大きく映し出されるのは運転席をとらえた映像。中央ディスプレイには地図が表示されています。しかし、座っている男性の手はひざの上に置かれたまま。彼は一切ハンドルを握ることなく、クルマが進みはじめます。
右側の分割された映像では、車載カメラが道路上のモノをどう認識しているのかが分かります。歩行者や他のクルマは青、もしくは緑の枠で捉えられていますね。動画では3つの視点しか表示されていませんが、合計で8台のサラウンドカメラが搭載されているとのことです。
交通量の多い交差点もスムーズにクリア。対向車の動きもしっかりと認識し、瞬時に適切な判断ができています。
道路標識や中央線は赤、もしくは紫色で表示。見落とすことなく認識できているのが分かりますね。カーブの多い道でも、適度なスピードで順調に進んでいきます。
人とクルマの多い道路に戻ってきても、やはり確実に認識。横断歩道を渡らない歩行者が出てきても、ちゃんと見つけています。
難易度の高い縦列駐車もクルマにお任せ。人間を先に降ろして、見つけたスペースに難なく駐車できました。
人はハンドルを握らず、クルマが自動で動く。まるでSF映画の一コマのようですが、この動画ではそれが現実となっています。周りにクルマが見えなくても一時停止をしたり、見通しの悪い道路でも歩行者を即座に認識したりと、その技術は相当ハイレベルと言えそうです。中には「ヤバい、自分の運転より上手かも」と感じた人もいるのではないでしょうか。