【日本人が知らないニッポン】週末は「東海道歴史散歩」に出かけよう (1/3ページ)

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【日本人が知らないニッポン】週末は「東海道歴史散歩」に出かけよう


首都圏在住で毎日忙しく働き、なおかつ日曜日の大河ドラマを楽しみにしている。もちろん、戦国武将が大好き。そういうライフスタイルの人は少なくないはずです。

日本では近年、海外旅行よりも国内旅行が見直されるようになりました。少し前までは、海外旅行がより付加価値の高いレジャーとされてきましたが、ソーシャルメディアの発達により日本を含めた各国の観光案内が平板化されます。すべてが同じ土俵に立つようになったのです。

すると、決して遠くはない身近な地域こそが意外な魅力に溢れていると認識されるようになります。そもそも日本は山岳国で、険しい山を隔てた文化圏がいくつも存在します。

首都圏から新幹線に乗ると、その先には「異国の景色」が広がっています。

・東海道の歴史的役割

東海道は、日本の東西をつないできました。

日本の本州は、中央に山脈が走っています。それも3,000m級の山々です。交通機関が発達した現代ならまだしも、昔は本州の日本海側から太平洋側へ直接アクセスすることはほぼ不可能でした。もちろん、その逆も同じです。

だから関東と関西を結ぶ交通網は、たった数パターンに限られます。その中の主要街道は、やはり東海道です。

数千数万の軍隊を関東または関西へ移動させる場合、東海道は必要不可欠。とくに季節が冬の場合は尚更です。なぜかといえば、あまり雪が積もらないから。今の静岡県に該当する地域は、雪などほとんど降りません。

日本海側の太守上杉謙信の軍勢は、冬季には豪雪を掻き分けながら進軍しました。部隊が一歩も動けなくなることもしばしばです。ですが、東海道ではそのようなことは起こりません。

だからこそ、戦国時代の東海道では常に戦いが発生していました。

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