日ハム・斎藤佑樹がキャンプで活躍も“サンシャイン投球”は春先で終了?

アサ芸プラス

日ハム・斎藤佑樹がキャンプで活躍も“サンシャイン投球”は春先で終了?

 プロ7年目の日本ハム・斎藤佑樹投手が米国アリゾナ州での春季キャンプで2月7日(現地時間)、フリー打撃に初登板。全27球で安打性の打球を2本に抑える好投を見せた。しかも初球では打者のバットをへし折るなど、肉体改造の成果を見せつけた形だ。

 その斎藤は最近、俳優・斎藤工になぞらえたニックネームで呼ばれているという。これは年末放送の「絶対に笑ってはいけない科学博士24時」(日本テレビ系)にて斎藤工が、お笑い芸人・サンシャイン池崎をベースにした“サンシャイン斎藤”に進化したというネタがきっかけ。そんな池崎や斎藤工にあやかって空前絶後の超絶孤高なピッチャーを目指しているようだが、お笑いに詳しいライターはこんな懸念を示す。

「池崎の持ち味は実に3分を費やす超回りくどい自己紹介。むしろ自己紹介が本編で、ネタはおまけにすぎないと言われるほどです。その配分は、春季キャンプではスポットライトが当たるものの、いざ公式戦が始まるとほとんど出番がなくなる斎藤にそっくり。チームメートが斎藤を池崎になぞらえるのも、そんな皮肉を込めているからではないでしょうか」

 とはいえ、昨年3月のR-1ぐらんぷり2016で決勝戦に進出したことで注目を集め、今ではバラエティ番組で引っ張りだこの池崎にあやかれるなら、今季の斎藤にも浮上の可能性がありそうなものだが。

「池崎は自己紹介だけで笑いを取れるのが強み。しかも最近は意外に達者なカードマジックを披露するなど、芸の幅を広げるのに必死です。それに対して斎藤の場合、いくら春に注目されたところで、公式戦に勝たないと存在価値がないのが現実。もともと球威のなさを多彩な球種でカバーするタイプですが、今回のフリー打撃でも柵越えを打たれるなど球の軽さは相変わらず。もっとすべてをさらけ出してほしいものですね」(前出・ライター)

 かつてのハンカチ王子もいまや、若い野球ファンには「誰?」と言われかねない有様。ここは“サンシャイン斎藤(佑樹)”だと開き直って「もう一度言います! 斎藤! 3110って覚えてください!」くらいのアピールを見せてもらいたいものだ。

(金田麻有)

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