【プロ野球】91歳の御大・杉下茂は今春もブルペン入り。キャンプに招かれた臨時コーチたちが若手を熱血指導! (1/2ページ)
もはやこの時季の風物詩となったキャンプの臨時コーチ。今年も、各球団のOBたちが後輩の指導に熱を入れてあたっている。
※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!
■90歳オーバーとは思えない立ち姿の“フォークの神様”
元祖・フォークの神様こと杉下茂氏が、今年も中日のキャンプに臨時コーチとして招かれ、さっそくブルペン入り。明治大の後輩でもあるドラ1ルーキー、柳裕也らにアドバイスを送った。
杉下氏は1925(大正14)年生まれの御年91歳。12球団の指揮官の中で最年長は、楽天の梨田昌孝監督で63歳。続く中日の森繁和監督でも62歳。2人とも杉下氏より約30歳も若い。
キャンプイン前日に行われた中日首脳陣の全体ミーティングで、森監督が提唱した目標のなかに「コーチをこき使え」という方針があったが、「杉下さんはこき使わないで」と冗談交じりにクギを刺したという。
ただ、当の杉下氏は、背筋はピンと伸びた立ち姿から、とても90代には見えない。まさにレジェンドの存在感を放っている。