あなたの血管年齢は大丈夫? 血管を健康的に若返らせる方法を教えて! (6/17ページ)
腎硬化症で慢性腎不全になった方は、腎臓以外にも動脈硬化が進行しているため、生命にかかわる心筋梗塞や脳卒中などの危険性が高いとされています。
以前は高齢者の疾患だったのですが、 メタボリック症候群に代表されるように、働き盛りよりもさらに若い30歳台でも腎臓の血管に硬化がきている方も実際に増えているという報告があります。
閉塞性動脈硬化症
主に下肢の太い動脈においてその血管が慢性に閉塞することによって、軽い場合には冷感、重症の場合には下肢の壊死にまで至り得る疾患です。
動脈硬化により主にコレステロールが動脈壁内膜に沈着し、それに由来する慢性的な狭窄、閉塞による冷感やしびれ感、下肢疼痛などを来した状態です。
同じ動脈硬化であっても、比較的太い動脈に生じるアテローム性の動脈硬化が特徴で、血管年齢も上昇しています。
血管年齢をあげてしまうNG行動 食べすぎ
カロリーの取り過ぎの結果、糖尿病、脂質異常症が生じてしまう可能性があります。
糖尿病については、長期間に及ぶ血液中の糖分が高い状態のままだと、血糖の主成分、グルコースが血管内皮を構成するタンパク質と結合し糖化反応を起こしてしまう結果、全身の微小血管からゆっくり破壊されていきます。