突然変異遺伝子の研究で将来叶うかもしれない10の素晴らしい能力 (1/7ページ)

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突然変異遺伝子の研究で将来叶うかもしれない10の素晴らしい能力
突然変異遺伝子の研究で将来叶うかもしれない10の素晴らしい能力

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 中2病を患っていようがいまいが、一度はスーパーヒーローのような能力が欲しいと考えたことはあるだろう。怪力、瞬足、ゴムのように伸びる体、毒に強く電気を通さないからだなどなど。

 だがすでに一部の人はこれらの能力を持っているという。その能力はどこからきているのか?それがわかりかけてきた。遺伝学者は素晴らしい能力を発揮する突然変異を特定しつつあるのだ。

・10. 折れない骨


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 骨折したら数か月が台無しになる。骨は人体で最も硬い物質でありながら、案外よく折れる。が、LRP5という遺伝子の突然変異があれば心配無用だ。

 LRP5は骨密度に関連する。これまで、この遺伝子の突然変異が骨粗鬆症を引き起こすことは知られていた。しかし最近になって反対の効果を生むことも判明した。アメリカに住むある家族はLRP5に突然変異があるが、ほとんど折れないくらいに骨密度が高いのである。脊椎、頭蓋骨、骨盤まで、この一家は地球上で最強の骸骨を持っている。

 専門家によると、この突然変異が骨の成長シグナルを出しすぎるのだという。将来的に骨に関連する疾病の治療に応用される日が来るかもしれない。
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