コウモリ型ロボットがドローンに新たな可能性をもたらす (2/2ページ)

FUTURUS

羽ばたくことに耐え、しかも自由に形状を変えられなければならない。

ナイロンやマイラーでは伸縮性が不足していた。そこで研究者らは、伸縮性の高い特別な超薄型(56ミクロン)のシリコンベースの膜を開発した。


■ いつか見かけるコウモリはロボットかもしれない

Bat Botは、従来の飛行ロボットよりも効率の良い飛行を可能とするかもしれないという。

また、高速で回転するプロペラを持たずに軽量であるため静かに飛行でき、もしも人にぶつかっても人を傷つける可能性は低い。

そのため、災害現場などで活躍できるようになることが期待されている。

まだ製品化の予定はないようだが、ある日飛んでいるのを見かけても、それがロボットだとは気付かないかもしれない。

【参考】
Engineers Build Robot Drone That Mimics Bat Flight | Caltech

Bat Bot flies through the air on whisper-thin wings | Popular Science

「コウモリ型ロボットがドローンに新たな可能性をもたらす」のページです。デイリーニュースオンラインは、ネットなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る