ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/26阪神2頭)

リアルライブ

 今週デビューの注目馬は、2月26日(日)阪神第6R芝2000m戦に出走予定のクロスアミュレット。馬名の由来は「十字架のお守り」。牝、鹿毛、2014年3月4日生。栗東・梅田智之厩舎。父ハーツクライ、母アドマイヤテレサ、母父エリシオ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2500万円。母は芝で5勝を挙げた活躍馬。全兄にはコーフィールドC(GI)(豪)を勝ったアドマイヤラクティ(父ハーツクライ)がいる。本馬の兄姉は総じて奥手なタイプで、全兄のアドマイヤラクティは古馬になってからOP馬となり、半姉のブレッシングテレサも新馬勝ちこそしたものの、古馬になってようやく弱いところが解消されてきた晩成型。馬体重は450kgを越えているが、まだ線が細めで本馬も兄姉同様古馬になってから本格化しそうなタイプ。それでも筋肉は良質で柔軟性があり、動かすとバネがある。胸前が深く心肺機能も高いだろう。緩さはあるものの走りには光るものがあり、初戦から勝負になるだろう。なお、鞍上には川須栄彦騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、同じく2月26日(日)阪神第6R芝2000m戦に出走予定のジェニアル。馬名の由来は「天才的な(伊)」。牡、鹿毛、2014年2月7日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ディープインパクト、母サラフィナ、母父Refuse To Bend。生産は千歳市・社台ファーム、馬主はキーファーズ。2015年セレクトセール1歳市場において1億7280万円で落札された。母は仏オークス(GI)などGIを3勝した活躍馬。本馬は父ディープインパクトに似た如何にも軽さのある造り。すらっとした馬体は長いところが合いそう。ゴムまりのような筋肉の持ち主で、終いのキレは相当ありそうだ。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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