【プロ野球】西野真弘、安達了一は盤石。残る一、三塁で激しい戦いが…。オリックスのレギュラー争い~内野手編 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■若手の注目株

 昨季はルーキーながら64試合に出場した大城滉二。三塁を守ることが多かったが、シーズン途中には外野練習にも取り組み、12試合で中堅と左翼に就いた。今季は、立教大時代に通算112安打を記録した打撃力を生かすことができるか。

 同じく昨季、ルーキーだった鈴木昂平は45試合に出場。守備力を買われており、ほとんどの試合で守備固めとして起用された。より重宝されるためには、バントや進塁打などの小技でアピールする必要があるだろう。

■内野以外のポジションからも参戦

 内野のレギュラー争いに加わっているのは、内野手登録の選手だけではない。捕手の伊藤光や伏見寅威も内野の練習を行っている。

 伊藤は2月18日の広島との練習試合で、6番・三塁でスタメン出場。第1打席で九里亜蓮から左中間へソロホームランを放ち、打撃でアピール。「三塁・伊藤」での開幕起用も現実味を帯びてきた。

■レギュラー争いの行方は?

 内野のレギュラー争いは、二塁は西野、遊撃は安達で揺るぎないだろう。センターラインがしっかりと決まっているのは、チームにとって心強い。

 残る一塁と三塁をめぐる争いが熾烈を極めている。実績でいけば、小谷野や中島が抜けている。それにモレルが続く。若手では大城が打撃センスを見せることができるか。伊藤は打撃好調で本職を脅かす存在となっている。

 これからのオープン戦での結果によって、レギュラー争いの決着がつく。今後の展開に目が離せない。

矢上豊(やがみ・ゆたか)
関西在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。
【関連記事】
「【プロ野球】西野真弘、安達了一は盤石。残る一、三塁で激しい戦いが…。オリックスのレギュラー争い~内野手編」のページです。デイリーニュースオンラインは、安達了一西野真弘オリックス・バファローズ野球太郎プロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧