『AKB48』の小嶋陽菜の卒業コンサートに「おフザケ会なのか」とファンから辛辣な声が飛び出した。

小嶋は2月22日にラストコンサート『こじまつり～小嶋陽菜感謝祭～』を都内の会場で行った。しかしこのコンサートは、開催前から「本当に卒業する気なのか！？」と演出に疑問が出ていた。

「21日は“前夜祭”と称して、仲のいい元『モーニング娘。』の高橋愛を呼んだり、『乃木坂46』のライブを中継したり、誰のライブか分からない感じでした。まさに他人のふんどしで商売です」（AKBライター）

22日の卒業コンサートも、小嶋が主役というより、AKBのOG会の様相を呈していた。

「大島優子、前田敦子、高橋みなみ、板野友美、篠田麻里子らの卒業生が登場し、現役の渡辺麻友を加えて、かつての“神7”のメンバーを揃えてのウケねらいはミエミエでした。そして最後は小嶋がリムジンに乗って『バイバイ』と言って会場を後にする。指原莉乃などはシラけ切っていました」（同・ライター）

これらは全て小嶋の発案とされるが、「結局、AKB卒業後、全然パッとしないメンバーを集めて顔売りの場を作った互助会ですよ。しかも“神7”となれば人も集めやすい。事前に全員が集まることも伝わっていましたから」（同）

小嶋の本当の卒業はまだ先、4月19日のAKB劇場ということになっている。また3月には『最後の握手会』も企画されていて、いつまで“最後”シリーズが続くのか、AKBファンからも非難の対象。

「小嶋は2015年に一度、卒業を口にし、その後ウヤムヤにした。秋元康氏は『小嶋は外に出る勇気がない』とハッキリ言っている。このままダラダラいて稼ぎたいのだと思います。4月の劇場ライブも本当の最後なのか、実に怪しい。“顧問”とかいう名前で残りたいともいい出したらしく、これまでの彼女を考えたら十分ある話」（アイドル雑誌編集者）

小嶋は去る1月、「芸能界はもういいかな」と発言。引退をにおわしていた。それとともにファンの間では結婚説も囁かれた。

「現実には4月以降の仕事がない。だから“カッコ付け”の発言でしょう。演技も微妙だし、司会もイマイチ。雑誌に書かれていましたが、AKBにいるだけで年収4000万円。本音は辞めたくないはず」（同･編集者）

ならば、大失敗に終わった企画『大人AKB』を“こじはる”で再びというのはどうだろうか。

【