雪が降る亜熱帯の島のペンギン御殿 (1/2ページ)

FUTURUS

雪が降る亜熱帯の島のペンギン御殿

■ トロピカルなリゾート地

みなさんは、カナリア諸島を御存じだろうか。スペイン領ながらアフリカ本土まで、約100キロの大西洋上に浮かぶ7つの島々から成り、年間平均気温が23度から25度と温暖なリゾート地として知られる。最近、サッカーの柴崎岳選手が入団したチームを擁するテネリフェ島も、この諸島のひとつだ。

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これら島々の中で、最も面積が広いのがテネリフェ島である。島には数多くの観光スポットがあるが、訪問客の動員数が高いのは、動物園と遊園地、そして巨大プールが併設されたアミューズメント・パークだ。島の首都・サンタ・クルスにあるLoro Park「ロロ・パーク」はその代表格で、世界でも珍しいといわれる特殊なペンギンの飼育施設があり、呼び物のひとつになっている。

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■ キャッチ・フレーズは、「もっとも暑い場所に住むペンギンたち」

日本でいうなら、ペンギン御殿とでも呼ばれるであろうこの施設は、単にペンギンを集めて展示するために作られたのではない。たとえば、施設の中心には、ペンギンが泳ぐ様子を至近距離からじっくり観察できるよう、巨大な円形水槽が用いられている。水槽の内部は、各種ペンギンたちが生息する自然環境が忠実に再現されており、気温はもちろんのこと、湿度や日照時間、ときおり吹きすさぶ風まで、人工といえども自然さながらの環境が整っているさまは圧巻だ。

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