歌、ダンス、演技、料理とさまざまな分野で才能を発揮しているV6の坂本昌行（45）。芸事には器用な上、V6のリーダーとしてメンバーを引っ張ってきた男気あふれる性格、かつてヒョウ柄のTバックやセカンドバッグを愛用していたなどのヤンキー気質、豚バラ大根を食べて「みずみずしい」という感想を漏らすなどの天然伝説の持ち主など、さまざまな魅力を持っている坂本はまさに愛されキャラ。

　3月6日深夜に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』（bayfm）で、メンバーの三宅健が坂本の男前すぎるエピソードを披露した。

　三宅は“グッとくる異性のしぐさ”を話している時に、「頭ポンポンするシチュエーションってないじゃん。どういう時にするんだよって思ってたんだけど、ふと思った時にうちのメンバーにいたな、と。さかもーろー（坂本）がやってたと思って」「坂本くんはすごく優しくて、本当にマンガみたいな人だよ。モテるはずだよ」と、“男”としての坂本を絶賛していた。

　ジャニーズには、光GENJIが活躍しているころから衣装部に在籍している女性たちがいるそうで、「オレについてくれる衣装さんは、わりとおばさまたちが多いの」と説明。お互いにおふざけでやっていると前置きをしてから、「長年連れ添った夫婦とか、金持ちの坊っちゃんとお手伝いさんっていう設定で、『ばばあ早くしろよ』って言うの。愛のある“ばばあ”だよ。そうすると『すいません健さま。今持っていきますから』って、その衣装さんもやってくれるわけですよ（笑）」と寸劇を楽しんでいるのだとか。

　ある日、そんなやり取りをしてたら、衣装部のボスから「本当に健ちゃんはダメね。あんた、坂本を見習いなさい」と注意されたのだとか。「坂本くんに衣装部の新人が付いたんだって。その人がまだ（仕事を）把握してなくて、本番中にミスっちゃったの。時間がないからさ、その衣装さんがミスったことによって、出トチ（出るタイミングがズレる）っちゃうわけよ。新人が謝ったら、坂本くんはそこで（衣装さんの）頭をポンポンってして、『大丈夫、がんばれよ』って」と興奮気味に話した。

「頭をポンポンする人をよくテレビで見かけるんだけど、頭ポンポンのポンポンってやるしぐさがこなれてない人、あれが嫌だよね」と持論を展開するも、「坂本くんは、僕は見てないけど、多分上手いことこなれてやってるんだろうな」と推測。その理由は、坂本のTシャツの脱ぎ方にあるという。坂本は、裾を持った両手をクロスさせて上にあげる、いわゆる一昔前のトレンディードラマの脱ぎ方をしており、三宅いわく「頭ポンポンもトレンディーから来てるからね」とのこと。

「だから昭和の時代は終わったけど、いるわけですよ、まだうち（V6）には昭和の生き残りが。トレンディー坂本って売り出していこうよ（笑）」と提案する三宅。さらに、「トレンディー坂本限定の頭ポンポン会みたいなのをやろうよ」と声を弾ませた。三宅から明かされた坂本の男前エピソード、これを聞いて“トレンディー坂本の頭ポンポン会”を実現してほしいと願うファンは相当多いのではないだろうか。

文・ジャニーズ研究会（じゃにーずけんきゅうかい）

※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』（鹿砦社）など多数の出版物を刊行。

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