【プロ野球】歴代5位・48勝の名将が優勝宣言! 「帝京魂」が復活!? センバツはこの監督に注目!! (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■永田裕治監督(報徳学園)

 「逆転の報徳」と呼ばれ、多くの高校野球ファンから親しまれている報徳学園。この愛称のルーツは1961年夏の甲子園での大逆転劇。倉敷工を相手に、報徳学園は延長11回裏に6点差を追いつき、12回裏に7点目を挙げ7対6で勝利。伝説の名勝負として語り継がれている。

 この伝説の一戦から2年経った1963年に永田監督は生まれた。報徳学園の選手時代は同期のエース・金村義明(元近鉄ほか)とともに全国制覇を果している。その後、1994年に監督就任。これまでに甲子園通算20勝を挙げ、2002年のセンバツでは優勝を飾っている。

 その名将が今センバツをもって勇退することが発表された。中学時代にU15アジアチャレンジマッチの日本代表として活躍した小園海斗、神頭勇介の2年生コンビを擁する今チームへの期待は高い。選手、監督として3度目の優勝を果たし、有終の美を飾りたい。

■小林昭則監督(帝京五)

 今センバツに出場する監督のなかで、唯一のプロ野球経験者が帝京五の小林昭則監督(元ロッテ)。昨年4月の監督就任後、短期間でチームを作り上げ、秋の愛媛県大会、四国大会でともに準優勝。就任1年で48年ぶりとなるセンバツ出場を勝ち取った。

 高校時代の小林監督は帝京のエースとして1985年のセンバツに出場。チームを準優勝に導いている。当時のチームには同期で河田雄祐(現・広島コーチ)、一学年下に奈良原浩(WBC日本代表のコーチ)らが在籍していた。

 小林監督は帝京から筑波大を経て1989年のドラフト2位でロッテに入団。しかし、1軍で勝利を挙げることなく引退。2002年から母校の帝京で助監督などを務め、恩師・前田三夫監督の元で経験を積んだ。

 帝京は2011年夏の甲子園から遠ざかっているが、今センバツでは帝京五が「帝京魂」を見せてくれることを期待したい。

文=勝田 聡(かつたさとし)

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