トヨタが自動車販売台数で5年ぶりに首位陥落。日本人がフォルクスワーゲンを好きなわけ (4/5ページ)

イキなクルマで

日産・セレナ 243万5400円~

Passat(パサート) 329万9000円~

堂々たるサイズの高級セダンながら、他のフォルクスワーゲンの多くに採用される1.4Lターボを搭載しています。該当する国産高級セダンはSAIかアテンザなど。

マツダ・アテンザ 336万4200円~

トヨタ・SAI 330万3818円~

他にも「ゴルフ」の各種バリエーションや「ビートル」、「トゥアレグ」の車種などもありますが、単純に価格だけでみるとコンパクトカークラスでは、国産車の価格は非常に安く、燃費性能に優れているために、フォルクスワーゲンのコストパフォーマンス性の高さは発揮されません。高額車種になるとその差は縮まり、比較する車種によってはフォルクスワーゲン車の方が安いケースも出てきます。

ただし、実際に売れているフォルクスワーゲン車はポロやゴルフといったコンパクトクラスなのです。価格差のないセダンやSUVはあまり売れているとは思えません。例えば、最も人気のあるゴルフは、価格帯でいえばプリウスと同程度。もちろんプリウスの方が10倍以上売れていますが、それでも多くの方が同じ価格でコンパクトカーのゴルフを選んでいるのです。

■じゃあ、なぜ日本人はフォルクスワーゲンを選ぶの?

多いな理由はエクステリアとインテリアの「見た目のデザイン」ではないでしょうか?「プリウス」や「アクア」を見た後で「ゴルフ」を見てみると、確かに「これは違う」と思われるはずです。輸入車、フォルクスワーゲンというブランドから来るサブリミナル効果が多くの評価に刷り込まれていないとは言い切れません。しかし、シンプルで飽きの来ないであろうデザインは、国産車の流行のデザインよりも日本人好みなのではないでしょうか?

「見た目」が良いというだけでは芸がないので、もう一つ重要なポイントである「シート」のことを加えましょう。デザインや素材ではなく座り心地です。

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