天才テリー伊藤対談「杉原杏璃」(2)ポーズは何も着ない姿で研究を!? (1/2ページ)
テリー 今のグラドルの現場って、どんな感じなの?
杉原 やっぱり厳しい状況になっていますよね。グループアイドルが次々とグラビアに進出してきて、しかも際どい姿やポージングもこなせちゃうので、グラビア専門の子が出られる機会がどんどん減ってきていますね。
テリー 確かにそうだよな。指原(莉乃)でもきわどいことをやっちゃってるからな。
杉原 だから、グラドルって、けっこう有名な子でもバイトをしていたりするんです。そうじゃないと食べていけないので。
テリー ということは、いずれ「グラドル」というジャンルがなくなっちゃうんじゃないかな?
杉原 と思います。だから、何か資格を持つとか、体以外の武器を身につけて自己プロデュースをしていくしかないんです。私なんかは、大したものじゃないですけど「株」がありますから、まだマシなんですが。
テリー 投資で何千万も稼いでいるんでしょう? 大したもんだよ。
杉原 いえいえ、11年やってそのぐらいですから。でも、そのおかげで雑誌に連載を持たせていただいたりしているので、そんなふうに何か別の生き残る道を探さないといけませんよね。
テリー そうだね、新しくて若い娘が出てきたら、お客さんはそっちに行っちゃうかもわかんないしね。
杉原 この映画の冒頭で、私は「いつまでも(自分が)かわいいと思うなよ」というセリフを後輩に言うんですけど、やっぱり「若い」「かわいい」だけで通用するのは最初だけなんです。私の年でバカみたいなことを言っていたら、もう許されませんし。
テリー でもさ、それってこの業界に入った時からわかっていることじゃない。