共通点は? 4年間で250単位以上を取得した大学生3人の大学生活を分析【学生記者】 (2/4ページ)

学生の窓口

2.教員志望や公務員志望!

将来の夢が教員や公務員だったことということも3人の共通点でした。Kくん、Hくん、Yくん、3人とも高校生の頃には教育や公共領域に関心があり、大学入学前から教員免許や公共施設関連の資格取得を考えていました。そのため、1年次から資格取得のために通常より多く単位を取得していたのです。教育や公共領域に強い興味があったからこそ、一般的な大学生よりやや多く単位を取得しないといけない状態でも、苦もなく過ごすことができたのではないでしょうか。

3.授業や大学自体を楽しんでいた!

大学入学後しばらくは資格をとる為に仕方なく、人より多めに履修登録をし、周りよりも多く単位を取得していった3人でしたが、2年生、3年生と学年が上がっていくなかで、気持ちに変化が出てきたそうです。

「2年生の春学期頃から、授業や大学が楽しくなってきたんですよね。学ぶことってけっこう、おもしろいんだなって」と語るのは4年間の総取得単位数が256単位のKくん。「卒業に必要な単位なのかという点はあまり気にせず、取りたい授業を取るようにしていました。気づいたら他学部の授業にも手を出していました」とも口にしていました。

Kくんは卒業にも資格にも関係ない授業であっても、本人の興味だけで履修していました。Kくん曰く「楽単よりも、楽(しい)単(位)をとったほうがいい」とのことでした。「楽(しい)単(位)」、いい言葉ですね。

Hくん(4年間の総取得単位:258単位)は好奇心旺盛で、所属学部内の授業を聴講(履修登録せずに講義を聞くこと)をしていました。Hくんの言葉を借りるならば「授業は、大学の教授が大学生に対してわかりやすく専門分野を説明してくれるので話を聞いていてもおもしろい」のだとか。本当に好奇心旺盛で勉強家なのですね。授業を聴講するという選択肢には普通の学生はなかなかたどり着きません。

Yくん(4年間の総取得単位:256単位)はグループワークや実践的な授業ばかりを取っていました。

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