共通点は? 4年間で250単位以上を取得した大学生3人の大学生活を分析【学生記者】 (3/4ページ)

学生の窓口

東北にフィールドワークをしたり、企業や行政と官民学連携で地域政策を考える授業など、大学内では完結しない外との関わりが多い授業もたくさんとっていました。単位数で換算すると絶対にわりに合わないような実践的な授業でもYくんは積極的に履修しています。「とにかくおもしろいし、経験になる。大学生じゃないとできないことも、実践的な授業ではたくさんできると思っています」とのことです。

4.取得単位数をほとんど気にしていない

彼らは3人とも、取得単位数はほとんど気にしていませんでした。やりたいことが明確にあったので、それを実現するために必要な科目を取得していった結果、単位数が積み上がっていたのです。そもそも、ただ単位を多く取っても特に意味はないですしね(笑)。卒業できればいいわけですから。

5.出席率が高かったこと

当然のことなのかもしれませんが、彼ら3人は授業への出席率が高く、4年間を通して履修している全科目の授業に90%以上参加していたそうです。大学は勉強しに行く場所ですし、学生の本分は勉学なはずなので、授業の出席率も毎回高い……とはならないのが実情です。アルバイトやサークル、体調不良などで授業を欠席している学生もたくさんいますよね。しかし、Kくん、Hくん、Yくんの3人曰く、「授業に出席するのは当たり前なのでは?」とのことでした。彼らは4年間、ほとんどの授業をフル出席で受講してきたそうですよ。

他にも教育業界を志望したり、公務員志望の学生と何十名か知り合いですが、授業にはまじめに出席している学生が多いです。まあ、もちろん個人差もありますが。

6.最後まで取り切った!

教育学部でなくても教員免許が取れる「教職課程」の制度は人気です。それは教員免許を取れる可能性があるなら挑戦してみたくなりますもんね。そのため、実は多くの学生が「教職課程」をとるのです。しかし、人より多く単位を取らないといけないことや、ゼミナール、研究室、就職活動などが忙しくなってきてしまい、授業との両立が難しいなどの理由で、「教職課程」などの資格課程科目を途中でやめてしまう学生も多いのです。

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