悩んでいる人は多い。終わりの見えない無限が怖い、永遠の命が怖い「ペイロフォビア(無限恐怖症)」という病 (4/4ページ)

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 アメリカ、ジョージ・メイソン大学の認知・行動神経科学(認知神経科学、時間知覚、空間知覚)の助教授マーティン・ウィーナーは、長期計画をコントロールするとされる脳の部位、前頭葉は体の年とともに成熟するのがもっとも遅い部位のひとつだという。
思春期には、いずれ自分は大人になるのだと気づく時に起こる”悟りの夜明け”のようなものがある。アペイロフォビアの人は、死後も永遠に生きる(もしこれを信じるなら)と思い込み、心の中でその状態を妄想する。だが、永遠を未来へ投影する手立てがないとわかると、それが本質的な不安を引き起こす。このような不安の感覚は、成長する恐怖、年をとる恐怖、死の恐怖とそれほど変わらないのかもしれない
 とウィーナーは言う。


via:Phobia of Eternity Discussed - ApeirophobiaApeirophobia – The Fear of Eternal Life and Infinityなど/ translated konohazuku / edited by parumo



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