新しい時代の潮流「ハイテク×ヴィンテージ」とは (1/2ページ)
■ 今新しいのはハイテク×ヴィンテージ
ここ数年でカメラの分野に大きな変化が起こったことをご存知だろうか?
Photo credit: 27147 via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND
それはミラーレス一眼が可能にした、ハイテク×ヴィンテージという新しい組み合わせである。サードパーティーによるマウントアダプターを使うことで、かつて銀塩時代に使われていた“オールドレンズ”を最新のボディーに搭載し、デジタル写真を撮ることができるようになったのだ。
これによって骨董品として投げ売られていたヴィンテージレンズの価値は一気に息を吹き返し、新たな市場を生むことになるのだが、重要なのはその新旧のコンビネーションが生む“これまでにない写真”である。高度な演算処理を行い超高解像度の写真を可能にする最新型ボディーで、あえてヴィンテージなレンズを通した光を撮影する。これによって、これまでにない独特な風合いの写真撮影が可能になった。
それは映画の分野においても同様で『スター・ウォーズ』新作群をはじめ、近年の話題作においてフィルムで撮影されている例は少なくない。
■ 最新型コーヒーメーカーでヴィンテージコーヒーを
そうした「ハイテク×ヴィンテージ」という潮流がコーヒーの分野にもやってきた(かもしれない)。
画像提供:ネスプレッソ
というのが、ネスプレッソの新商品「セレクション ヴィンテージ 2014」発表のニュースだ。