【プロ野球】テレビ特番がゴールじゃない! トライアウト合格者たちのオープン戦成績を検証!! (1/2ページ)
■受験者65人中合格者3人の厳しい現実
オフシーズンの風物詩のひとつとなったプロ野球12球団合同トライアウト。
昨年11月に甲子園球場で行われたトライアウトは、投手42人、野手23人の合計65人が参加したが、合格者は3人のみという結果となった。
(※トライアウトを経ていない、自由契約からの移籍選手は除く)
近年ではトライアウトに至るまでの経緯と、選手をとりまく状況をドキュメントするテレビ番組が放送されていることもあって、通常の移籍組よりもちょっと選手に感情移入してしまう。
しかし、トライアウト合格がゴールではなくここからが本番。現在行われているオープン戦での彼らの奮闘ぶりを確認していこう。
(※オープン戦の成績は3月22日現在)
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■今回のトライアウトで入団を決めた選手たち
■榎本葵(楽天戦力外→ヤクルト)
【2016年成績】
1軍出場なし
(イースタン・リーグ:60試合/打率.287/1本塁打/16打点)
【今季オープン戦成績】
5試合:打率.571/0本塁打/0打点
トライアウト後、ヤクルトが獲得を発表した榎本葵。楽天では育成契約だったが、ヤクルトでは晴れて支配下登録選手となった。
俊足で広角に長打を打てる「九州のイチロー」。強力なヤクルト打線の中に割って入ることが期待される。