嵐・相葉雅紀『貴族探偵』予告映像の”パクリ臭”にファン騒然 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 公式サイトでも、不吉な情報が少なからず掲載されている。一つ例を挙げると、井川遥(40)が演じる高徳の師匠・喜多見切子は、原作では男性。それを公式サイトでは「原作では師匠は男性ですが、フジテレビらしく大胆にアレンジ」と恥ずかしげもなく述べている。

 また同サイトにコメントを掲載する羽鳥健一プロデューサーは、かつて相葉が主演を演じた『ようこそわが家へ』(フジテレビ系)の担当であり、爆死ドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系)の担当の一人でもある。4月の新ドラマに関して「主人公は探偵を趣味とする謎の富豪紳士=貴族探偵。どんな難事件も必ず解決してしまう名探偵です。しかし、その捜査方法は型破り。捜査も推理もすべて使用人任せ。ミステリーの常識を覆す“推理しない名探偵”は、これまでさまざまなミステリードラマを見てきた視聴者の期待を見事に裏切る。誰にも媚びずに生きる貴族探偵が、悪を一刀両断に成敗するストーリーは、まさしく痛快!」と語るなど鼻息は荒い。

「知れば知る程、どっかで聞いたことあるような設定だなという思いが沸いてくる。おまけにすでに“フジ恒例”の原作改変の兆候がある。内容をガラリと改変した『嫌われる勇気』は爆死した上、日本アドラー心理学会から放送中止まで要求されたのに全然懲りてない。『貴族探偵』にもフジのそんなエッセンスが着実に注ぎ込まれている。放送を見ないとまだ判断できないが、今のところ爆死しても何ら不思議はない」(前出・芸能関係者)

 徐々に爆死の材料が揃いつつあるようにも見える『貴族探偵』。「他局ならもっと上手く作ったのに……」なんて非難が飛ばないように頑張って欲しい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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