大学生の就活観は? 大学1・2年生ですでに就活が不安な人は約7割
大学生後半に訪れるつらく厳しい大きなイベント、就活。進学や家業を継ぐなど、一部の人を除いてほとんどの大学生が乗り越えていかなければいけないイベントです。とはいえ、まだ大学に入ったばかりの1、2年生にとっては少し先の出来事ですよね。では、すでに就活が不安だと感じている1・2年生はどのくらいいるのでしょうか? 大学生のみなさんに聞いてみました。
■就活に対して、すでに不安を感じていますか?
はい 133人(67.2%)
いいえ 65人(32.8%)
■そう思う理由を教えてください
<はいと答えた人>
●不安がいっぱい……
・面接が苦手だから(女性/21歳/短大・専門学校生)
・怖いから(男性/21歳/大学2年生)
・ブラック企業が嫌だなぁと(女性/19歳/大学1年生)
・無事に卒業できるか(女性/19歳/大学1年生)
●景気が心配……
・どこも景気のいい話を聞かないから(男性/19歳/大学1年生)
・自分が卒業するのは東京五輪以降なので、いい就職先があるか不安(女性/20歳/大学2年生)
・就職できる気がしないから(男性/20歳/大学2年生)
・未来が見えない(男性/19歳/大学1年生)
<いいえと答えた人>
●まだ先のこと!
・まだなにも考えていないから(女性/19歳/大学1年生)
・なんとかなると思うから(男性/19歳/大学1年生)
・まだ1年生なので、想像がつかない(女性/18歳/大学1年生)
・まだわからないから(女性/19歳/大学1年生)
●希望の職に就ける自信アリ!
・需要のある職種だから(女性/20歳/大学2年生)
・しっかりとした目標があるので、努力さえすれば希望の職業に必ず就けると思うから(男性/21歳/大学2年生)
・専門的な資格を取る大学なので(男性/20歳/大学2年生)
やはり不安……という声が多く聞かれました。一方で、まだ先の話すぎて、わからない、実感がわかない、という意見も。特に大学に入ってまだ間もない1年生はそうですよね。他には、「状況は変わるものなので、今あたふたしても仕方ない」という落ち着いた意見もありました。
いかがでしたでしょうか? 不景気の話やブラック企業のうわさ、履歴書・エントリーシートや面接の大変さ……大学生を不安にさせる話は尽きません。でも就活を通して、いろんな人に出会ったり、新しい発見をしたり、いいことだってあるはず。今できることを思いっきりやって、それが就活に繋がっていくといいですよね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年2月
調査人数:大学1・2年生205人