「第18回 かしわ国際オープンテニストーナメント」（千葉県柏市・吉田記念テニス研修センター／本戦4月4～9日／賞金総額2.5万ドル／ハードコート）は最終日を迎え、シングルス準決勝2試合と決勝が行われた。

　決勝は第2シードのチャン・スジョン（韓国）と美濃越舞（YCA）の対戦となり、予選から勝ち上がってきた美濃越がディフェンディング・チャンピオンのチャンを3-6 6-2 6-4で下して優勝を果たした。試合時間は2時間21分。

　両者は昨年6月に東京（ITF2.5万ドル／ハードコート）の1回戦で初対戦しており、チャンが7-5 6-1で勝っていた。24歳の美濃越は昨年3月の西多摩（ITF1万ドル／ハードコート）以来となる4度目の決勝進出で、シングルスでは初のタイトルを獲得した。

　今大会での美濃越は予選2試合を勝ち抜き本戦入りを果たすと、1回戦で秋田史帆（北島水産）を6-4 6-3で、2回戦で同じく予選勝者の井上雅（テニスラウンジ）を6-3 0-6 7-6(3)で、準々決勝でラッキールーザーのユキ クリスティーナ・チャン（アメリカ）を6-2 6-3で、この日行われた準決勝では田中優季（メディカルラボ）を7-5 6-1で破って勝ち上がっていた。

　チャンはリー・ヤーシュエン（台湾）とのペアで優勝を飾ったダブルスに続いて決勝進出を果たしたが、単複2冠はならなかった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者

選手コメント（情報提供◎公益財団法人 吉田記念テニス研修センター）

美濃越舞（シングルス優勝）

 「（勝因について）今日は厳しい試合でしたが、最後まで皆さんの声援のおかげで勝つことができました。どうもありがとうございました」

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【シングルス決勝】

○6美濃越舞（YCA）[Q] 3-6 6-2 6-4 ●32チャン・スジョン（韓国）[2]

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【シングルス準決勝】

○6美濃越舞（YCA）[Q] 7-5 6-1 ●14田中優季（メディカルラボ）

○32チャン・スジョン（韓国）[2] 6-4 6-3 ●17ルクシカ・クンクン（タイ）[8]