裸芸人のアキラ100%、事件や子供への悪影響で早くも正念場に

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 アキラ100%(42)が早くも正念場に立たされている。今年2月に行われた『R-1ぐらんぷり2017』(フジテレビ系)の優勝としてブレイクした裸芸人のお盆一枚で魅せた芸は生放送の緊張感を逆手に取り、大きな笑いを生んだ。スポーツジムでのバイトで生計を立てていた苦労人の一面も注目を集める要因となり、優勝後は番組出演が一気に増えている。しかし、そんなアキラ100%の裸芸が一部では問題を巻き起こしている。

「アキラ100%がブレイクして以降、彼の裸芸を真似したがる子どもが爆発的に増えました。これまで8.6秒バズーカーの『ラッスンゴレライ』やピコ太郎(43)の『PPAP』などのネタを子どもたちが真似をして、更に人気に拍車がかかるというケースはありましたが、インパクトの強いアキラ100%の芸は子供からすればやっぱり真似したくなる。給食用の皿を使って、教室内で裸芸の真似をする子どももいるようです」(スポーツ紙記者)

 困惑する保護者もいるだろうが、子供が真似するのは想定の範囲内の出来事ともいえる。

■本人は「よい子は真似しないで」と注意喚起?

 驚きなのは、大人が子どもに裸芸を強要した事件が起きたことだ。東京都内の小学校に勤務していた男性教師(29)が3月28日、生徒の女児に教室内でアキラ100%の裸芸を命じるという許せないものだった。この犯行は女児が家に帰宅後、母親に相談したことから通報され明らかになった。

「アキラ100%は『R-1ぐらんぷり2017』の優勝会見で『よい子は真似しないでね』と発言していますが、まさか大人が強要するとは思わなかったでしょう。この一件に関しては、男性教師に対して怒りの声が上がる一方で、アキラ100%への同情の声も上がっています。ようやくブレイクした苦労人にとって、このような事件は今後も頭を悩ませることになるかもしれません」(前出・記者)

 驚きの事件へ発展してしまったアキラ100%の裸芸だが、本人の努力があってこその芸だということも忘れないでおきたい。逆風にめげず、お盆一枚で芸能界を渡っていくことができるのか注目だ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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